直接剪除法(保険適用)

直接剪除法(保険適用)


onayami-img16

においの原因となるアポクリン汗腺を直接見ながら除去します。
ワキの下の中央部をしわに沿って3~4cm程度切開し、腋毛の生えている範囲にわたり皮下を剥離します。そこから皮膚を反転させてアポクリン汗腺を肉眼で確認することができるようになります。可能な限り切除していくので最も治療成績がいいのはいうまでもありません。特に当院の直接剪除法はいくつかの工夫を加えてより皮膚に優しくアポクリン汗腺を確実に丁寧に除去できるワキガ治療法です。同時に注意深く真皮下層を切除するとエクリン汗腺も除去可能で多汗症の治療としても効果がありますが、欲張りすぎると色素沈着や拘縮の原因になるので注意が必要です。
入院の必要性はありませんが、激しい運動は術後1週間~10日間程度避けてください。

直接剪除法はなんといっても直接アポクリン汗腺を見ながら切除するので、最も効果が高く再発もほとんどない方法です。
切開した跡はもともとも脇のシワに一致させているので、時間とともにほとんど目立ちにくくなります。


施術について

局所麻酔で行います。場合によっては静脈麻酔を併用することもあります。


両側で1時間半程度


一度脇の下の皮膚を剥離していますので、そのあとに血腫ができないようにタイオーバー固定という圧迫固定を約1週間行います。この固定が非常に重要ですがこの固定のため脇を完全に閉じることはできません。1週間後、タイオーバー固定を外し、術後約2週間で抜糸を行います。(その間、通院は3回/週のペース)


注意事項

直接目で見て可能な限り全てのアポクリン汗腺を取り除く直接剪除法は非常に効果の高い治療法ですが、丁寧に皮膚を剥離し、少しずつ腺組織を取り除いていくため、片側30~40分の施術時間になります。
ただしこの手術でしっかりと効果を出すには、肉眼でみてできるだけ多くの腺組織を取り除くことが大前提となります。その前提がなければ手術の効果は落ちてしまいます。
この手術には片側で通常40~60分程度の時間を必要とします。
また、アポクリン汗腺は脇毛の下に多く分布しますがそれが全てではなく、陰部やソケイ部、乳輪部などにも存在します。そのため充分な範囲のアポクリン腺をしっかりと除去したとしても、臭いがゼロになるわけではありません。
手術の年齢的には第二次性徴期以降で、親権者の同意があれば可能ですが若年時に施術するとアポクリン汗腺の自己再生の確立が高く、成人してから再手術を行う場合もあります。
また、長い間ワキガに悩んできたことから、実際には臭いが無くなっても自分では臭っているように感じる場合もあります。

直接剪除法は最も効果の高い治療方法ですが、100%確実に臭いがなくなるということではないということはご理解いいただきたいと思います。
もちろん格段に臭いがなくなるわけですから、ほとんどの人はワキガの悩みから開放されて、快適な生活を送ることが可能です。


適応

ワキガ(腋臭)が強い方。
確実に一番効果のある方法を希望する方。
再発してきた方。
他の方法で一度施術を受けている方。


施術費用

保険適用(3割負担で40,000円弱)



ワキガ治療 Q&A

手術(直接剪除法)、ミラドライ治療、ボトックス注射があります。


直接剪除法による手術治療は健康保険が適応になります。


3割負担であれば約4万円です。


局所麻酔、日帰り手術になります。


体質や術後の経過によって違いますが、切開をしますのでその部分は傷跡になります。


通常約2週間は通院が必要です。


1時間~1.5時間です。


ほとんど無くなりますし、あらゆる治療法の中で最も効果の高い方法です。


手術部位(脇)を濡らさないのであれば入浴可能です。


術後の痛みは強くありませんが、痛い場合には内服薬を服用していただきます。


手術後約2週間以降を目安にしてください。


脇から下のシャワー・入浴は手術部位を濡らさない範囲で可能です。洗顔は出来ますが洗髪は出来るだけ家族の人にしてもらってください。
勉強・パソコン・食事・テレビ視聴は出来ますが、自動車・バイク・自転車の運転は出来ません。また、肉体労働やスポーツなども抜糸までは控えていただいています(脇、肩を動かさない動きのみ可能)。


scroll