ミラドライ(ワキガ・多汗症治療)のよくある質問

治療結果はどのくらい持続するでしょうか?

汗腺が除去された後では、汗腺が戻ることや再生することがないため、治療結果が長く続きます。
ミラドライの治療は安全で、非侵襲的な(皮膚を切らない)技術を採用しており、脇下の汗腺除去においてFDAの承認を得ています。





ミラドライができないケースはありますか?

女性は16歳前後、男性は18歳前後からの治療が望ましいです。
また、妊娠中の方や、ペースメーカーを使用している方もできません。
その他、脇の下の皮膚構造が治療に適さない方なども治療はできません。(ミラドライ装置がうまく当てられないため)





多汗症にも効果がありますか?

ワキガの原因はアポクリン腺、多汗症の原因はエクリン腺です。
ミラドライでは両方の汗腺に働きかけるので、ワキガと同時に多汗症も改善します。





ミラドライとボトックスの違いは?

ミラドライが中~重度のワキガに対して高い効果があり、長期的な持続性があります。
それに対してボトックスは、程度が低いワキガの簡易的な治療となり、効果が低く持続性はありません。





ミラドライと剪除(せんじょ)法の違いは?

どちらも効果が高く、長期的な持続性があるのは同じですが、ミラドライはメスを使わず、傷を作りません。治療後の回復も早く、体への負担が少なくて済みます。しかし、自由診療の為、費用は全額負担となります。
それに対して剪除(せんじょ)法は、手術による治療ですので、傷跡が残り、治療後も数日間は安静が必要です。治療費は保険適用できるケースがほとんどなので、比較的低コストで済みます。
また、ミラドライはワキガ・多汗症の両方に効果的ですが、剪除(せんじょ)法は、多汗症への効果はまちまちです。





ミラドライで効果が出ないということはありますか?

ほとんどの場合、1回の治療で全く効果がないということはございません。
しかし、臭いはその人の感覚的な問題なので、本人が納得のいく改善度が得られないケースもあります。
どのような治療でも100%完璧という方法はありません。
その場合、他の治療を含めた再治療を検討する事をお勧めします。





脱毛に通っていますが、治療できますか?

脱毛とミラドライを同時に実施することはお勧め致しません。
脱毛治療を終了してからある程度期間をおいてミラドライを受けて下さい。
またミラドライ治療後は少なくとも2~3ヵ月の期間を開けてから脱毛を行って下さい。





わき毛は減りますか?

個人差によりますが、わき毛が減少することもあります。





治療の仕方によって効果に差がありますか?

ミラドライは皮下の水分にエネルギーが反応しますので、麻酔量、注入位置や照射方法によって治療に差がでる場合があります。





以前多汗症やワキガ治療のために外科手術をおこなったことがありますが、それでもミラドライ治療を受けられますか?

外科手術の手法に応じて、担当医がミラドライ治療に適しているかどうか評価致します。
汗腺を物理的に取り除く手術を実施していた場合、ミラドライ治療はお勧めできません。





ミラドライ治療を受けた後は入浴できますか?

ミラドライ治療を受けた後に、湯船に浸かることはお勧めできません。
シャワーをあびる程度にしてください。





治療後着用できない衣類はありますか?

治療は皮膚に切開の傷を残すことはありませんが、麻酔注射による小さな跡が残るかもしれません。
治療後は、包帯を巻くことはありませんので、着用する洋服に制限が出ることはありません。
ただし、短い期間(通常1週間)の間、脇の下が膨らんだり、デコボコしたりします。





ミラドライ治療に向き不向きはあるでしょうか?

脇下の発汗や衣服の変色を不快に思われることや、頻繁に使う制汗剤にわずらわされていれば、ミラドライ治療を検討する価値があります。
ミラドライ治療が向いているかどうか、医師にご相談してみて下さい。





ミラドライは他の治療法とどう違うのでしょうか?

他の治療法には、汗腺の働きを一時的に停止させるように意図されているものや、様々なリスクを伴う外科手術があります。 ミラドライだけが、非侵襲的で効果が持続する治療を提供しています。





ミラドライ・システムは身体のどの部分を治療することができますか?

ミラドライ・システムは、成人、18歳以上において、脇下の過剰な発汗(本源的脇下多汗症)の治療に用いられることを目的としています。
手や足などを含め、身体の別の部分の過剰な発汗を治療することに用いることはできません。





脇下の汗腺は必要ないのでしょうか?

身体全体には400万の汗腺があり、脇の下にあるのはこのたった2%です。
この2%をなくしても身体の機能、汗による冷却に影響することはありません。





どのような結果が期待できるでしょうか?

ほとんどの患者様に、脇下の発汗が目覚しく減少したことを伺います。
最近の臨床試験では、脇下の発汗の減少は平均で82%でした。
治療後すぐに発汗の減少を感じることができます。
場合によっては、3ヵ月の間隔をおいて2回の施術を実施することが、治療結果と持続効果を発揮させるのに必要とされます。
他の治療行為と同様に、治療結果には個人差があります。





ミラドライ治療の後はどうなりますか?

治療後に回復のためにお休みをとる必要はほとんどありません。医師から痛み止めのお薬と、2~3日の間アイスパックの使用を推奨しています。
治療後すぐに通常の生活に戻り、仕事を続けることができますし、数日のうちに運動を再開することができます。
一部の痛みや腫れは正常の範囲内のことで、2~3週間の内に消えてなくなります。
患者様の中には、一時的に脇下や上腕の皮膚に感覚の変化がみられますが、徐々になくなっていきます。





ミラドライの治療中には何が起こりますか?

ミラドライ・システムを実際に皮膚に接触させる際に、様々な違いがある脇の下の状況に応じて、カスタマイズされていきます。 患者様の不快感を除くため、施術の前に局所麻酔を行います。
通常1時間で終了します。





ミラドライ治療とはどのようなものでしょうか?

ミラドライは、安全な治療法で、脇の下の発汗をかなり抑えることが臨床試験によって証明されています。施術は手早く、メスを使わずに大掛かりな設備を必要としません。
ミラドライ・システムは、脇下の汗腺がある場所にコントロールされたエネルギーを正確に伝達し、非侵襲的に(皮膚を切らないで)汗腺を除去します。
汗腺は一度除去されたら元に戻ることはなく、このためミラドライ治療によって、目覚しく、長期間において、脇下の汗を抑える結果となります。



監修:グランクリニック院長 中村恭介
グランクリニック院長 中村恭介

香川医科大学医学部(現香川大学医学部)卒業。
広島大学整形外科教室形成外科診療班、県立広島病院整形外科、広島市立広島市民病院形成外科の勤務を経て、名古屋市中区栄に医療法人美彩会 グランクリニックを開院。
◯日本形成外科学会専門医
◯日本整形外科学会専門医
◯日本美容外科学会正会員
◯日本美容皮膚科学会正会員
◯日本抗加齢医学会正会員
◯日本抗加齢美容医療学会正会員


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