その他の施術(バスト)
◉人工乳房取り出し・入れ替え
すべての人工乳房は、まれにもれや破損を生じる可能性があります。ただしこのようなことが起きても、発ガン性の他、何らかの病気になるということはありません。ただし、もれ・破損を生じたまま長期間放置すると、バストの変形・癒着・皮膚の硬化を生じるおそれがあります。
生理食塩水人工乳房がもれ・破損を生じた時には、急に胸が小さくなるので自分で気付きます。このようなときは、一週間以内に人工乳房を取り出すか、新しい人工乳房との入れ替えを必要とします。それ以上遅れると皮膚が硬く収縮するため、変形を治すためにさらに手術が必要になる場合があるので注意してください。
コヒーシブシリコンは、シリコンが粘着性を持っているため、もれ・破損を生じてもシリコンがバストの中から拡散することはありません。そのためバストの大きさに変化も起こらないため、自分では気付かないケースがあります。バストの定期検診を受けてすることをお勧めします。
施術費用
内容 | 価格 |
垂れた胸を持ち上げ | 1,100,000円 |
乳房縮小術 | 1,222,210円 |
バック取り出し | 当院 203,720円(他院 254,650円) |
入れ替え(片方) | 254,650円 |
◉陥没乳頭・乳頭縮小
乳頭が大きすぎたり、乳頭が陥没していることでお悩みの方も多いものです。これらはみな手術で治すことができます。陥没乳頭は皮膚の下に乳頭が潜り込んでいる状態です。指でつまみ出せるものは仮性といって、特に手術をする必要がありません。この仮性陥没乳頭で手術をする場合や閉経後乳頭を小さくする縮小術は、美容目的のため自費診療となります。しかし指でつまみ出せない真性陥没乳頭の場合は、出産後授乳障害が起こるために保険診療の適応となります。この授乳障害はお母さんに乳汁うっ滞性乳腺炎を起こし、赤ちゃんはお母さんの乳頭に吸い付けないストレスを感じたりします。一般にこれらの手術の傷はほとんど目立つことはありませんが、ごくまれに、乳輪内の中の傷が白い線状なってしまうことがあります。このような場合は色素注入(医療タトゥー)を行って、傷を目立ちにくくすることもできます。また、乳頭の感覚などに問題を起こすこともありません。
症例
治療内容(陥没乳頭)
乳首の根元を数ミリ切開することで乳首を外に出します。わずかな切開のため傷はほとんど目立ちません。
【リスク・副作用】内出血・腫れ・痛み
治療内容(乳頭縮小)
乳頭を切開して切り取ります。体積を小さくした後縫合します。傷跡はほとんど目立ちません。
【リスク・副作用】内出血・腫れ・痛み
施術費用
内容 | 価格 |
乳首出す | 285,230円 (両胸、仮性陥没乳頭の自費診療の場合) 3割負担で約55,000円 (両胸、保険診療の場合) |
乳首縮小 (両胸) | 264,770円 |
◉乳輪縮小
乳輪が大きい、授乳によって乳輪が広がってしまったなど、乳輪の大きさに悩む女性は少なくありません。バストが成長に伴っての大きくなったひとは乳輪も大きく広がってしまうこともあります。
乳房や乳首の状態、乳輪の大きさなどによって、乳輪を小さくする手術方法はいくつかありますが、乳輪外側部分の周囲を丸く切除し、皮膚を縫い縮めると、白い線状痕が残ることがあり修正に難渋するので、乳頭基部の切開で可能な範囲での縮小術を選択するようにしています。あまり欲張って小さくすると乳頭の高さがひくくなりバランスが悪くなるので注意が必要です。
施術費用
内容 | 価格 |
乳輪縮小(両胸) | 330,990円 |