美肌治療について

美肌治療について

美肌‥‥CMや雑誌などメディアで美肌治療が頻繁に謳われるようになって随分経ちますが、今日は僕の考える美肌治療について書きます。
お肌の老化は、今はまだ避けては通れないもので、最先端の医療技術・医療機器を駆使しても完全に止める、逆行するというのは難しい話です。ではどうやってお肌と付き合っていけばいいのか?それは実年齢よりも5~10歳若く見えるお顔作りだと考えます。
そのためにはまず、3つのポイントを押さえることが大切です。

1、まずは「色治療」。つまりシミやほくろ、肝斑、くすみ、眼のクマといった茶色~黒色の治療です。これらは老化や紫外線被ばくが主な原因ですが、どちらも完全には避けて通れないために加齢とともに少なからず出現するものです。これらの治療は、各種医療レーザー、IPL(光治療)、トレチノイン療法、内服治療が大変効果的であり、定期的なメンテナンスをすることで維持、予防することができます。

2、次の治療ポイントは「小じわ」。やはり皮膚そのものの老化と言わざるをえません。特に目尻や目の下の小じわ、口の横、口の上などに出現しやすく、ハイビジョン化したモニターでは、女優さんの肌のキメまではっきり映ることがあり、あっ!と思うこともあります。こういった小じわの治療は最近もっとも注目されており、当院でも自己多血小板血漿(PRP療法)やGRF成長因子などの再生療法、ボトックスやヒアルロン酸などの注入療法などのダウンタイムの少ない最先端治療を行なって素晴らしい効果をあげています。

3、3つ目は「たるみ」。これは1、2と比べて少々厄介です。それは重力という地球の力が更に加えられているから。皮膚、脂肪、筋肉の細胞レベルの張りの低下やゆるみに加えて、重力で一斉に下方に引っ張られるため、これに対抗する力が治療には必要です。マイルドな治療では2の治療によって肌の繊維芽細胞活性を高くし、強い張りを持たせることで対抗します。さらに高周波によるサーマクール、赤外線とラジオ波によるアンチラックス、最新の糸によるスレッドリフトやウルトラVリフト、HIFU、各種各部位のフェイスリフト手術で対応します。あくまで過剰に矯正するのではなく鏡を手に上を向いた時のお顔くらいを目標にリフティングするのが良いと思います。

自然の状態で、ほったらかしにすると加齢は容赦なくお顔に猛威をふるいます。アンチエイジング治療はいつ始めても早すぎるということはありません。そして無理のない範囲の定期的なメンテナンスが一番大切なのです。