グランクリニック

052-243-4874ACCESS
【受付時間】9:00~12:30 / 15:00~18:30 【休診日】木・日・祝

形成外科は外表の変形を治療する診療科ですので、手術やレーザー治療が中心になります。
生まれつきの奇形(みつくち、指の変形、耳の変形など)の修正手術や怪我による変形・アザなどを治療します。これらの厚生労働省が認める形成外科の治療に関しては保険診療を行っております。悪性変化が疑われるような症状(出血、急激に増大するなど)の見られるほくろや直径が6mm以上のほくろは保険診療の適応となります。また、イボ(老人性のイボを除く)の処置も保険診療の適応となります。

当医院は形成外科・整形外科の両科専門医によるクリニックです。形成外科の適応の疾患で厚生労働省の認める治療に関しては保険診療を行っておりますので、保険適応か否かは診察の上でお話いたします。電話によるご相談は正確な返答ができませんので、ご予約の上ご来院下さい。

お悩みの症状

ほくろ、できもの(腫瘍)

ほくろとは

もっともありふれた良性腫瘍といえます。日本人の場合、平均10個はほくろを持っているといわれています。ほくろのない人はいませんので腫瘍とはいってもほとんど治療を必要としません。しかし顔の目立つ場所や手足では気になることも多く、生活上、または社会的に支障のある場合、たとえば、盛り上がったほくろがしばしば引っかかって出血する、鼻の真下にあって、他人に『ゴミ・鼻くそ』と間違えられる、などといった場合は治療を行います。ほくろの治療を希望されて来院される方の中に、実はほくろと思っていた色素斑がほくろではなく、皮膚癌の一種であることがあります。その場合は美容的な問題ではなくなりますので、再発しないように完全に切除することがもっとも重要です。

少し専門的にいいますとほくろという呼び方は医学用語ではありません。一般には比較的小さな黒っぽい皮膚の病変をこのように呼び、医学的には色素細胞母斑と呼ばれます。

母斑(アザ)とは

生まれつきの“アザ”のことを指します。しかし、実際はほくろは生まれたときにはほとんどないので後天性色素細胞母斑と呼ばれることもあります。直径が 1cm以上の色素細胞母斑は一般には黒アザと呼ばれ、生まれつき存在する本当の母斑がほとんどで、顕微鏡で組織検査をしても区別できないので、大きさやできる時期によって診断されています。

原則として悪性化することはありませんが極まれに悪性化することがあります。美容的な見地から切除などの治療が必要かどうかを判断します。ただし悪性の皮膚腫瘍にほくろと似たものがあるので、それを見分けることが必要です。

一般的にできものといわれているものは医学的には腫瘍と呼ばれます。腫瘍は体の表面や体の中にでき、かたまりとして触れたり、色が違っている部分があるなどのものを総称して呼ぶ言葉です。腫瘍には、良いものや悪いもの、生まれつきのものや生まれてからできるもの、平らなものや盛り上がってくるものなど、全てが含まれます。 形成外科では主に、体の表面に近い部分の腫瘍、すなわち皮膚や脂肪、筋肉などにできた腫瘍を扱います。
自然になくなる腫瘍は少なく、たいていは徐々に大きくなっていってしまいます。小さいうちに取ってしまうほうが手術の傷も小さく、簡単な手術ですみます。また、そのままにしておくと重要な神経を圧迫たり、筋肉を圧迫したり、感染したりすることもありますので、受診をして相談してみることをお勧めします。

治療

レーザー治療、ハーモニーIPL(SR、LV)、腫瘍(ほくろを含む)摘出術
良性腫瘍切除の扱いとなるものは健康保険がききますので、通常6,000円~10,000円以内にはおさまります。

施術メニュー詳細

やけど、ケガ

熱傷は、深さと広さによって分類されます。

分類 組織額分類 皮疹 経過 治療 治療機関の
目安
1度 赤くなるだけ

びらん
一時的 軟膏など 1~2週間
2a度 水泡
びらん
色素沈着 軟膏など
2b度 潰瘍 瘢痕
(軽度)
軟膏と
植皮など
1~2ヶ月
3度
(4度)
潰瘍

壊死
瘢痕
難治性
潰瘍
長期間軟膏
植皮など
2ヶ月以上

深さは、温度×時間で決まります。
湯たんぽなど低温で受傷すると、温度は低いが時間が長いので深くなり、炎の場合は、温度は高いが時間が短いので浅い熱傷が多くなります。実際には、深さの異なる部位が混在することが多く見られます。

1度 ひりひりして赤くなり一時的に色素沈着があるが、すぐに軽快します。
2a度 痛みが強く赤くなり24時間以内に水泡形成します。治療により上皮化して色素沈着など起こしますが、半年位で消失します。
2b度 潰瘍を形成し上皮化に長期間かかり瘢痕を残します。関節部位などは早期の植皮が必要です。
3度(4度) 黒色のかさぶたを形成する。知覚も失われて痛みがない。1~2週間で範囲が限局します。範囲が狭い場合、上皮化しますが、痕を残ります。上皮化しない場合は、植皮が必要です。
最近の治療薬としては、細胞増殖因子のBFGFが有望だと言われています。

治癒には度数が増える(深い)程時間がかかり、
面積が広い程時間がかかります。

治療

受傷後できる事は、まず冷やすことですが、熱傷は早期治療が非常に重要なので受傷後出来るだけ早期の受診することをお薦めします。特に2度以上は必ず形成外科に受診してください。

皮膚欠損

施術メニュー詳細

巻き爪・陥入爪(一部自費治療あり)

巻き爪は Pincer nail とも呼ばれ、爪甲の横彎が強くなった状態をいいます。陥入爪は主に足の爪甲(いわゆる爪のこと)の側縁が外側の皮膚に食い込んで、痛みと炎症を起こす状態で、疼痛や側爪郭の発赤腫脹、感染、不良肉芽などの症状を生じます。第一趾に発生することが多く、陥入爪の原因は深爪や靴であるとされており、変形が高度になると爪甲の先端が筒状となります。巻き爪に陥入爪を合併することもあります。陥入爪と同様に巻き爪も第一趾に発生することが多く、原因は靴であるとされています。先端の細い窮屈な履物により側方から爪甲に圧迫が加わり、爪甲側縁が彎曲します。

治療

治療には保存療法(ワイヤー爪矯正)と手術があります。陥入爪は保存療法の再発率が高いといわれています。

ワキガ・多汗症

※わきが・多汗症についてはこちらでも詳しくご説明しています。

汗腺には、アポクリン腺エクリン腺の2種類があります。
エクリン汗は体温調節のためにかく汗で成分はほとんどが水分で、微量の塩分を含みます。アポクリン汗は、各種タンパク質・糖質・中性脂肪・ピルビン酸・鉄分・アンモニア・色素リポフスチン・各種の脂質を含んでいます。このアポクリン腺の汗がワキガの原因です。
ワキガの独特なワキガ臭は、アポクリン汗が皮膚上に分泌され、皮脂腺から分泌された脂分やエクリン汗と混ざり、それが雑菌によって分解・酸化され、低級脂肪酸、アンモニアなどの物質に変化することで発生します。
概ね、ワキガ臭の強い人はアポクリン腺量が多く、皮脂腺も発達していて、毛の多い場合が多いといえます。


ワキガ・多汗症の治療のポイント

ワキガ・多汗症の治療では、その原因となるアポクリン汗腺・エクリン汗腺の活動の抑制や除去をいかに行うかが重要なポイントになります。

ワキガ治療に関しては直接剪除法(皮弁法)という手術法は保険適用になります。また当院の特徴的治療であるプラズマリポによる手術は健康保険が適用にはなりません。事前のカウンセリングにて適用の可否も判断したうえで、最適な治療法を選択していきます。

他治療との比較

  ミラドライ プラズマ治療 手術 ボトックス
傷跡の有無 無し 極わずか 有り 無し
持続期間 半永久的 半永久的 半永久的 4~9ヶ月
効果(ワキガ) 有効 有効 有効 有効
効果(多汗症) 有効 不向き 不向き 有効
生活への影響 問題無し 問題無し 要安静(2~3日) 問題無し
治療時間 約1時間 約30分 約1.5時間 約10分
健康保険 適応外 適応外 適応 適応外
治療後の痛み 無し 無し 有り 無し
通院 無し 無し 抜き糸 無し

1)ミラドライ

ワキの汗ジミ・臭いに関するお悩みは、季節を問わず多くの人が抱えている問題。
そんな悩みに満足度の高い医療を提供し、最先端医療技術を探求する『グランクリニック』がワキガ・多汗症治療器『ミラドライ』を正規導入いたしました。
このマシンはこれまで手術以外では難しいとされてきたワキガ・多汗症の原因を、わずか1時間の治療でニオイや汗の悩みを解決します。失われた汗腺は再生しませんので手術同様、長期間の効果をもたらします。
いままで『メスを使わずに治したい』、『治療後の傷跡が心配』でなかなか治療に踏み切れなかったという人から非常に高い評価を受けている治療法です。

ミラドライの主な4つの魅力

  • 切らない
  • 傷跡がない
  • 治療後でも日常生活可能
  • 長期間の効果

ミラドライの治療原理

ミラドライから発生されるマイクロ波は、極性分子(水分子)に選択的に吸収されて熱エネルギーに変換されます。マイクロ波加熱は対流や熱伝導を無視でき、かつ急速に均一に加熱できる特徴があります。水分の多い汗腺をターゲットとして、汗腺付近にエネルギーを集中させていきます。エネルギーの集中により他の組織への影響を最小限にすることが出来るのです。
ワキガ・多汗症の原因であるアポクリン汗腺・エクリン汗腺の存在する層にマイクロ波を照射します。冷却されている表皮、真皮は抵抗が少ないためエネルギーはターゲットの深層に到達します。

マイクロ波の周波数はエネルギーが真皮を通過しやすく、皮下脂肪で抵抗を受けるように設定されているため、皮下脂肪層と真皮の境界にエネルギーが蓄積されることになり、エネルギーがターゲットの汗腺に吸収されます。ミラドライは熱の及ぶ深さと照射幅を最適な状態に設定されています。

ミラドライの冷却システムは、ハイドロセラミック・クーリングによって表皮から真皮にかけて冷却しますので、表皮部分は熱から保護されています。皮下脂肪層と表面の冷却によって熱エネルギーの影響は、汗腺のあるエリアに集中して、脂肪層より深部への著しいダメージはありません。

<ミラドライ特徴>
効果 ミラドライによって治療された汗腺は基本的に再生しませんので外科的手術と同じく長期間の効果が期待できます。効果も治療終了直後から実感していただけます。
生活の影響 ミラドライは術後から数日若干の腫れはありますが、仕事や日常生活を休止する必要はありません。またシャワーなども当日から可能ですので日常生活に制限を受けることはあまりありません。
治療時間 ミラドライは約1時間で治療が完了するため、術中・術後いずれも体への負担の少ない治療法です。

施術費用(ミラドライ)

1回 463,000円(保証付き)⇒1年以内の再照射 無料
1回 360,000円(保証なし)⇒1年以内の再照射 162,000円
※モニターキャンペーン価格:詳細をお電話にてお問合わせください。

2)直接剪除法…保険適用

においの原因となるアポクリン汗腺を直接見ながら除去します。
ワキの下の中央部をしわに沿って3~4cm程度切開し、腋毛の生えている範囲にわたり皮下を剥離します。そこから皮膚を反転させてアポクリン汗腺を肉眼で確認することができるようになります。可能な限り切除していくので最も治療成績がいいのはいうまでもありません。特に当院の直接剪除法はいくつかの工夫を加えてより皮膚に優しくアポクリン汗腺を確実に丁寧に除去できるワキガ治療法です。同時に注意深く真皮下層を切除するとエクリン汗腺も除去可能で多汗症の治療としても効果がありますが、欲張りすぎると色素沈着や拘縮の原因になるので注意が必要です。
入院の必要性はありませんが、激しい運動は術後1週間~10日間程度避けてください。

直接剪除法はなんといっても直接アポクリン汗腺を見ながら切除するので、最も効果が高く再発もほとんどない方法です。
切開した跡はもともとも脇のシワに一致させているので、時間とともにほとんど目立ちにくくなります。

<施術について>

麻酔 局所麻酔で行います。場合によっては静脈麻酔を併用することもあります。
手術時間 両側で1時間半程度
術後の状態 一度脇の下の皮膚を剥離していますので、そのあとに血腫ができないようにタイオーバー固定という圧迫固定を約1週間行います。この固定が非常に重要ですがこの固定のため脇を完全に閉じることはできません。1週間後、タイオーバー固定を外し、術後約2週間で抜糸を行います。(その間、通院は3回/週のペース)

注意事項

直接目で見て可能な限り全てのアポクリン汗腺を取り除く直接剪除法は非常に効果の高い治療法ですが、丁寧に皮膚を剥離し、少しずつ腺組織を取り除いていくため、片側30~40分の施術時間になります。
ただしこの手術でしっかりと効果を出すには、肉眼でみてできるだけ多くの腺組織を取り除くことが大前提となります。その前提がなければ手術の効果は落ちてしまいます。
この手術には片側で通常40~60分程度の時間を必要とします。
また、アポクリン汗腺は脇毛の下に多く分布しますがそれが全てではなく、陰部やソケイ部、乳輪部などにも存在します。そのため充分な範囲のアポクリン腺をしっかりと除去したとしても、臭いがゼロになるわけではありません。
手術の年齢的には第二次性徴期以降で、親権者の同意があれば可能ですが若年時に施術するとアポクリン汗腺の自己再生の確立が高く、成人してから再手術を行う場合もあります。
また、長い間ワキガに悩んできたことから、実際には臭いが無くなっても自分では臭っているように感じる場合もあります。

直接剪除法は最も効果の高い治療方法ですが、100%確実に臭いがなくなるということではないということはご理解いいただきたいと思います。
もちろん格段に臭いがなくなるわけですから、ほとんどの人はワキガの悩みから開放されて、快適な生活を送ることが可能です。

適応

ワキガ(腋臭)が強い方。
確実に一番効果のある方法を希望する方。
再発してきた方。
他の方法で一度施術を受けている方。

施術費用(直接剪除法)

保険適用(3割負担で40,000円弱)

3)プラズマリポによる切らないワキガ・多汗症治療

皮膚切開なし! 身体への負担を減らし、翌日の通勤・通学に支障なし!!
ずっと続く効果を低価格で実現したワキガ・多汗症治療
プラズマリポは先端から360度にわたって照射されるプラズマ光線が脂肪・腺組織に直接照射され、プラズマの力で余分な脂肪・腺組織を溶解する最先端医療機器です。
プラズマリポを使ったワキガ治療とは、脂肪融解と同様に注射針程度の細いファイバーを挿入し、においの元のアポクリン汗腺にプラズマを照射することでワキガを解消します。切開や術後の縫合を行わないため、身体への負担が非常に少ない施術です。
そのためダウンタイムがほとんどなく、施術直後は虫刺され程度の小さな傷がありますが、それも次第に消えていきます。
プラズマリポによるわきが・多汗症治療は、メスを使った手術が怖くてわきが治療をためらっていた方に最適な治療でずっと続く効果を低価格で実現した治療といえます。
切らずにできる治療なので、術後の生活への支障がほとんどなく、傷跡もしばらくの間だけ虫刺され程度の小さなものが残るくらいです。また、麻酔の際もDeryでやさしく麻酔薬を導入したり塗る麻酔を使用するので、痛みを大幅に軽減することが可能です。

直接剪除法とプラズマによる治療の違い

  直接剪除法 プラズマリポ
切開 あり(3~4cm) なし
施術時間(片側) 30分~45分 20~30分前後
術後固定 10日~2週間程度 必要なし
入浴 固定中は患部をお湯につけられない 翌日から全身シャワー浴が可能
傷跡 切開の傷が残る 針穴程度(次第に消える)
日常生活への支障 固定中は動作制限あり なし
効果 最も高い 直接剪除法よりは劣るが、そのほかの方法に比べると高い効果
価格 保険が適用 27万円(税込)

施術費用(プラズマリポによるワキガ手術)

270,000円

4. 多汗症(ボトックス注射)

ボトックスとはボツリヌス菌が作る毒素を加工してできた医薬品です。
アメリカでは米国食品医薬品局(FDA)にも認可されていて、安全面でも問題がないと結果がでています。
ボトックス注射により、エクリン汗腺の活動を抑制し、発汗を抑えます。
施術時間も15~30分もかかりません。多汗症には非常に効果的で、ボトックスが汗腺につながる神経をブロックし、汗の分泌を抑えるので、結果的にワキガのニオイも抑える作用があります。注意するのはあくまでも多汗の原因の汗腺の活動を一時的に抑えるだけで多汗症が完治するわけではないということです。
その効果は個人差はもちろんありますが、6~9ヶ月間効果があります。大事なイベントが直前にある方などが、数分で治療ができるボトックス治療はとても手軽な治療といえます。注射による施術のため、身体への負担も軽い治療です。

施術費用(多汗症ボトックス:両脇)

診察の上、原発性腋窩多汗症(重度)と診断された場合、
保険適応となります。(3割負担で約3万円)
その他は36,000円~

施術メニュー詳細


5. ワキガ治療 Q&A

Q. ワキガ治療にはどのような方法がありますか。
手術(直接剪除法)、ミラドライ治療、プラズマリポ治療、ボトックス注射があります。
Q. ワキガの手術には保険が適用になりますか。
直接剪除法による手術治療は健康保険が適応になります。
Q. ワキガの手術費用はおいくらくらいですか。
3割負担であれば約4万円です。
Q. ワキガの手術は日帰りで出来ますか。
局所麻酔、日帰り手術になります。
Q. 傷跡は目立ちますか。
体質や術後の経過によって違いますが、切開をしますのでその部分は傷跡になります。
Q. 通院期間はどれくらいですか。
通常約2週間は通院が必要です。
Q. 手術時間はどれくらいですか。
1時間~1.5時間です。
Q. 手術をすれば完全にニオイはなくなりますか。
ほとんど無くなりますし、あらゆる治療法の中で最も効果の高い方法です。
Q. 手術後はいつからお風呂に入れますか。
手術部位(脇)を濡らさないのであれば入浴可能です。
Q. 手術の痛みはどれくらいありますか。
術後の痛みは強くありませんが、痛い場合には内服薬を服用していただきます。
Q. 車の運転はいつから出来ますか。
手術後約2週間以降を目安にしてください。
Q. 手術後の日常生活で注意や制限などはありますか。
脇から下のシャワー・入浴は手術部位を濡らさない範囲で可能です。洗顔は出来ますが洗髪は出来るだけ家族の人にしてもらってください。
勉強・パソコン・食事・テレビ視聴は出来ますが、自動車・バイク・自転車の運転は出来ません。また、肉体労働やスポーツなども抜糸までは控えていただいています(脇、肩を動かさない動きのみ可能)。

アザ

「アザ」は一般的に、赤、青、茶、黒など“色”で表わされています。皮膚の色は、色素細胞で作られる“メラニン”、赤血球の“ヘモグロビン”の他、“カロチン”などによって成り立っています。従ってアザは、「メラニン系」、「血管系」と「そのほかのアザ」に分けられます。

赤アザ治療

毛細血管や小静脈の部分に異常を起こしたものが「赤アザ」です。「赤アザ」には、ポートワインステインと呼ばれる単純性血管腫(毛細血管性血管奇形)や、青紫色で皮膚の深い部分に存在する「海綿状血管腫(静脈奇形)」、りんごの頬のように毛細血管の拡張による「毛細血管拡張症」などがあります。この他、生後まもなく出現して1歳くらいまで大きくなる鮮やかな赤色の「イチゴ状血管腫」もあります。

治療

手術、あるいはレーザーで治療しますがレーザーは選択が非常に重要です。また、「単純性血管腫」や「イチゴ状血管腫」などは出来るだけ早期の治療が必要になることもあります。

青アザ治療

皮膚の表面から0.5mm~0.6mm以上の深さにメラニン色素が集って青く見えるアザの総称が「青アザ」です。太田母斑、蒙古斑、青色母斑などがあります。成長とともに薄くなる種類のものもありますが、治療の必要性、時期、選択など専門的な知識が必要になります。

治療

手術、またはQスイッチレーザーの選択になります。レーザーによる治療は、まず浅い層の色を治療し、次に深い層の色を治療していきます。すべてのメラニンを一度に取り除くことも可能ですが、そのためには強いレーザーを当てるため皮膚に傷がつく恐れがあります。従って一般的に、治療回数は5~8回、1年~1年半の治療期間が必要になります。

茶アザ治療

茶アザは皮膚の表面(表皮)のメラニン色素が増加した状態で、扁平(へんぺい)母斑や思春期ごろに生じるベッカー母斑などに分類されます。また、レックリングハウゼン病にみられる茶アザをカフェオレ斑と呼びます。

治療

手術、レーザー、東大式トレチノイン療法で治療します。茶アザの種類によっても、あるいは部位・大きさなどによっても治療法方の選択が異なります。

施術メニュー詳細


黒アザ治療

胎児期における神経細胞が軟骨やメラニン細胞に分化しきれない状態を母斑細胞といいます。この細胞をもったアザが母斑細胞母斑で、その色から通称「黒アザ」と呼ばれています。
このアザは皮膚の基底層から皮下の脂肪や筋肉の中まで存在することがありますが、生後間もない時期では表皮をはぐだけで皮膚がきれいに再生され、色を取り除くことができます。
しかし、生後1ヶ月を過ぎるとレーザーによる治療が必要です。中には、先天性の巨大母斑細胞母斑の様に数十年後に皮膚癌が発生したり、色素斑がまれに悪性に変化したりするものもあります。

治療

手術、またはレーザー、電気蒸散装置による治療になります。サイズや部位によって形成外科的な判断が重要になってきます。

施術メニュー詳細


白アザ治療

先天的に色素が欠損している白皮症や後天的に発生する尋常性白斑などがあります。皮膚の色であるメラニン色素を作っているメラノサイトが消失、あるいはメラニン色素が何らかの理由で作られなくなって生じます。
このアザは皮膚の基底層から皮下の脂肪や筋肉の中まで存在することがありますが、生後間もない時期では表皮をはぐだけで皮膚がきれいに再生され、色を取り除くことができます。
しかし、生後1ヶ月を過ぎるとレーザーによる治療が必要です。中には、先天性の巨大母斑細胞母斑の様に数十年後に皮膚癌が発生したり、色素斑がまれに悪性に変化したりするものもあります。

治療

副腎皮質ホルモン外用や内服、ブリスター法による皮膚移植術(植皮術)、紫外線治療が主に行われています。しかしながら根本的治療は未確立です。

施術メニュー詳細

外傷性(炎症性)色素沈着

火傷、ニキビ、かぶれ、虫刺され、ケガ・傷などの炎症の跡にメラニンが沈着し、茶色く残ってしまったシミのこと。 摩擦による刺激や化粧品かぶれで炎症を起こした肌が、メラニンを過剰に生成し、色素沈着を引き起こしているケースも多く、紫外線を浴びると余計に濃くなります。

治療

Qスイッチヤグレーザー(MAX、Helios)、ケミカルピーリング・ビタミン導入、東大式トレチノイン療法が有効です。症状によって治療法を選択します。

施術メニュー詳細

先天性母斑(アザ)・白斑

母斑とは、アザのなかで皮膚の奇形として生涯のさまざまな時期に発生し、ゆっくり発育して皮膚の色や形の異常を認めるものを医学的に母斑と呼びます。詳しくは『アザ』の説明を参考にしてください。
また母斑の存在とともに脳などの神経異常や、眼、骨、心臓、腎臓など全身性に生まれつきの病変を認める病気の総称で、神経皮膚症候群とも呼ばれます。

治療

症状に応じた対処療法で根本的治療は難しいのが現状です。てんかんに対して投薬したり、母斑を手術したりします。専門医の定期的な診察を受け、経過を観察することが重要です。

ケロイド・肥厚性瘢痕

皮膚に外傷や手術などで損傷が加わると、体を修復する機能が働いて治癒しますが、この修復された傷跡を瘢痕(はんこん)と呼びます。瘢痕は通常約3~6カ月間、やや赤く硬みを帯びていますが、その後、徐々に白く柔らかい成熟した瘢痕となっていきます。ところがこの過程がうまく進まずに、赤く硬い状態が長く続き、徐々に赤みや硬みが強くなっていくのが肥厚(ひこう)性瘢痕やケロイドとよばれるものです。とくに、ケロイドは外傷など思い当たる原因がなくても、耳介(とくにピアス孔)、前胸部、肩部、恥骨部などによく発生します。体質的な素因も大きく影響するといわれております。

治療

圧迫療法、外用剤・被覆剤、ステロイドのテープによる密封療法、リザベン内服(現在、ケロイド治療で認められている唯一の内服薬です。)、ステロイドの局所注射、手術治療

ひきつれ(瘢痕拘縮)・傷あと

皮膚は損傷を受けたとき損傷が浅いと“あとかた”もなく治癒しますが、一定の深さを越えた損傷では“かた”を残して治癒します。後者の場合の“かた”を瘢痕といい、瘢痕によってひきおこされる形の変形や皮膚緊張の増加状態を瘢痕拘縮といいます。いわゆる“ひきつれ”です。
瘢痕拘縮は瘢痕が形成されるときその面積や長さが損傷前の面積や長さより縮小し、かつ弾力性を喪失するという瘢痕の性質によって生じるものです。
創が表皮形成を完了した時点から瘢痕としての面積・長さの縮小が始まり、数ヶ月間縮小が進行し続けます。瘢痕拘縮の進行が停止するのは、個々の場合によって異なりますが、約1年前後です。特に最初の数ヶ月はその程度が強くあらわれます。

治療

治療は手術になります。拘縮の部分に切開を加え、拘縮を元の状態にもどすと不足量の皮膚に相当する創ができますので、各種皮弁法やエキスパンダー法、皮膚移植法があります。
また、単純な傷あとの修正は縫い縮める方法、エキスパンダー法、皮膚移植法を行います。

施術メニュー詳細

目の形成外科について

この分野は私が形成外科医として最も力を入れている分野で、少し詳しく説明します。眼の形成外科は白内障や緑内障といった眼球の疾患以外を専門に治療する診療分野で、まぶたが下がっている眼瞼下垂、逆まつげ(眼瞼内反)、眼瞼外反、眼窩部の骨折や外傷、眼瞼痙攣、まぶたのできものなど保険診療となる疾患や、二重まぶた手術、まぶたの膨らみ除去、まぶたのシワ取り、目頭を切開して目を大きくする手術、眉毛・まつげの植毛といった美容目的の自費診療の治療が対象になります。

グランクリニックでは眼瞼下垂と二重まぶたの手術が全体の半分以上を占め、次に膨らみ・シワ取り、が多いように思います。女性も社会に出る機会の増え、昨今の美容ブームの後押しもあり美に対する治療のニーズが増してきました。その中でも目という部位は顔の印象を決める最も重要な部位であり、治療後の改善の喜びも大きいものとなるようです。また、片方のまぶたが開きにくいのを諦めている方が多いようで、日帰りの三十分程度の手術により何年も気にされていたことが良くなり「こんなことならもっと早く来ればよかった。」といっていただくケースも多々あります。

眼瞼下垂

生まれながらのもの(先天性)と後から下がってくるもの(後天性)があります。先天性のものは生まれつきまぶたを挙げる筋肉が働かなかったり力が弱かったりするため、筋肉を短縮したり自分の筋膜や腱を使ってまぶたを挙げることを出来るようにしたりします。後天性のものでは長期のコンタクトレンズの使用や目をこする癖のある方に多い腱膜性眼瞼下垂と、加齢により上まぶたが覆いかぶさってくる老人性眼瞼下垂が多く、前者は目を閉じる筋肉の下に位置する腱膜を短縮あるいは縫縮し、後者は余った皮膚と筋肉を取り去ることでともにスッキリとしたまぶたになります。

二重まぶた

現在埋没法、マイクロ切開法、切開法の三つの方法で行っています。術後の腫れが少なく費用的にも負担の少ないのは埋没法やマイクロ切開法ですが、確実に二重がとれず、同時に腫れぼったさをなくしたい場合は切開法が良いでしょう。

下まぶた

膨らみは眼窩内から押し出された脂肪の処理が必要で、単に余っている皮膚を取るだけでは改善しません。出てきた脂肪を取り、再発防止に膜を補強することが必要です。下まつげのすぐ下の切開かまたは結膜の切開のため手術痕はほとんど目立ちません。

目尻や眉間、目の下のしわなど

ボトックス、ヒアルロン酸、PPPプラズマジェル療法、ACR療法いった注射が非常に効果的です。治療部位に適切な注射を選択することで大変自然な仕上がりとなり、シワが伸びることでクマも同時に薄くなります。

目は顔の中心に位置し、顔の印象の八割を決めるといわれる大切な部位です。美容外科手術の中で、二重まぶたの手術はキレイな目にするための、最もポピュラーな手術といえます。最近ではまぶたにシールやのりを付けてクセをつける、いわゆる“アイプチ”を使用する人が非常に多く見られますが、慢性的にまぶたにシールやのりを付けることによって接触皮膚炎や皮膚肥厚、乾燥、アトピー性皮膚炎の悪化など様々な症状を訴えて来院される患者さんも後を絶ちません。こうなってしまうと、自然で美しくバランスのとれた二重まぶたを形成するのが困難になるだけでなく、治療も行わなければならなくなります。
私たち形成外科医の行う二重まぶた手術は、形・幅・傷跡の美しさにこだわり、キレイな目の形成に努めさせていただいており、皮膚に一番愛護的な方法であると思います。もちろん術式や費用、治療期間などは受診されてカウンセリングを受け、納得いくまで主治医とご相談することが重要です。まぶたの形や皮膚の悩みをお持ちの方は、是非お気軽に、ご相談ください…以外に早く解決することが多いものです。

眼瞼下垂

当クリニックは“目”の美容形成の専門院として、美容医療の各学会やシンポジウムで独自の方法や治療成績の発表などを積極的に行っています。“目”はお顔のなかでも印象の8割を占めるといわれている最も重要な部位で、患者様のお悩みもやはり多く、種類も多岐に及びます。

まず、眼瞼下垂が保険診療の適用になるということを知ってください。読んで字のごとく、まぶたが垂れて、物が見えにくいという機能低下現象がおきているわけですから、当然健康保険が適用になります。診察をしていて、保険が効くということで驚かれる患者様が非常に多いので、まずはこのことを示させていただきます。

眼瞼下垂には、生まれながらのもの(先天性)と、後から下がってくるもの(後天性)があります。
先天性のものは、生まれつきまぶたを挙げる筋肉が働かなかったり、力が弱かったりするため、筋肉を短縮したり自分の筋膜や腱を使って、まぶたを挙げることが出来るようにしたりします。
後天性のものでは、長期のコンタクトレンズの使用や目をこする癖のある方に多い「腱膜性眼瞼下垂」と、加齢により上まぶたが覆いかぶさってくる「老人性眼瞼下垂」が多く、前者は目を閉じる筋肉の下に位置する腱膜を短縮あるいは縫縮し、後者は余った皮膚と筋肉を取り去ることで、ともにスッキリとしたまぶたになります。

先天性眼瞼下垂

眼球運動障害など眼瞼下垂以外の異常を伴わない、単純性眼瞼下垂が90%以上を占めます。
先天性は片側の眼瞼下垂が多く、ほとんどが眼球運動障害を伴いません。検査時、下方視の瞼裂幅は健側よりも大きくなり、下まぶたが軽度に下垂します。先天性の単純眼瞼下垂のほかには動眼神経麻痺、眼瞼縮小症候群、Marcus Gunn現象などがあります。

治療

眼瞼挙筋短縮術、あるいは人工糸や自家組織(筋膜や腱)を用いて、上まぶたとおでこの筋肉(前頭筋)をつなぐ吊り上げ術を行います。

症例

  • 先天性眼瞼下垂

後天性眼瞼下垂

主には老人性眼瞼下垂と腱膜性眼瞼下垂というものです。そのほかには重症筋無力症、Horner症候群、動眼神経麻痺、外傷性眼瞼下垂、腫瘍や異物による眼瞼下垂、眼輪筋ミオパチーなどがあります。

老人性眼瞼下垂は両側性がほとんどです。左右差が生じることがありますが、見た目には上まぶたが延長して大きく被さっていても、眼瞼挙筋機能は正常に保たれており、眼位・瞳孔・眼球運動に異常がありません。高齢者に多く見られ、コンタクトレンズ装用や外傷が原因でない状態を指します。

腱膜性眼瞼下垂は、コンタクトレンズ長期使用(10年以上で急増)の人、パソコンなどの画面をお仕事などで長時間観る時間が多い人、アレルギーなどで慢性的に目をこする頻度の高い人などが原因で進行性です。眼位・瞳孔・眼球運動に異常なく、ネオシネジンに反応します(中等度~高度では反応が鈍い場合があります)。まぶたをより挙げるために、前頭筋を収縮させ、眉毛を挙上するので結果としておでこにシワが寄り、上まつ毛と眉毛の幅が広くなります。その際に上まぶたの凹みが増強され、独特の表情を呈します。多くは両側性ですが発症時期に左右差が生じることがみられます。

治療

老人性眼瞼下垂は余った皮膚と筋肉を取り去ることで、ともにスッキリとしたまぶたになります。眉毛下で切除する場合と二重まぶた線(重瞼線)の上で切除する方法がありますが、皮膚の厚さや脂肪の量、切除量など複数の要因を考慮した上で適した方法をお勧めいたします。腱膜性眼瞼下垂は目を閉じる筋肉の下に位置する腱膜を短縮あるいは縫縮する眼瞼挙筋前転術を行います。切開を皮膚側から行う経皮法と、結膜側から行う経結膜法とがあります。どちらにもメリット・デメリットがありますので、よくカウンセリングをして決定していきます。

症例

  • 老人性眼瞼下垂
  • 老人性眼瞼下垂
  • 腱膜性眼瞼下垂

特集:眼瞼下垂が原因の頭痛・肩こり・不眠症

~コンタクトレンズ長期使用者、要注意!~

腱膜性眼瞼下垂の中でもコンタクトレンズの長期使用が原因と思われる方は、年々増加しており、世の中にコンタクトレンズが普及してきて10年以上後からの普及率と腱膜性眼瞼下垂の発症率は同じような増加グラフ曲線を描きます。そうはいってもコンタクトレンズは今や視力の悪い人にとっては不可欠なものであり、眼鏡に戻すというのもなかなか難しいのが現状です。
片側のみの場合がほかの眼瞼下垂よりも少ないようですが、必ず両側に症状が同時に発現するとは限らず、予防的に同時に手術をする場合も時にあります。また、数年後、十数年後に再発ということも念頭に置かないといけません。

腱膜性眼瞼下垂はまぶたが開けにくいだけでなく、肩こりや頭痛、不眠、いらいら感などの症状も合併することが多いため、整形外科や神経内科などの診療科をはじめに受診し、異常が見当たらないといわれることも少なくないため、単なる老化とあきらめてしまっている方も多く居られるようですが、正しい治療をすれば、日常生活がずいぶんと楽になるのです。

治療法の眼瞼挙筋短縮術について

まぶたの中では瞼を持ち上げる筋肉(眼瞼挙筋)と瞼板とは、挙筋腱膜を介してくっついた状態で存在しており、そのため眼瞼挙筋が収縮すると、挙筋腱膜を通して瞼板を持ち上げ開眼するのですが、この瞼板と挙筋腱膜がなんらかの原因によって、外れてしまったり、緩んだりしてしまうと、今まで連動した動作に遊びが発生し、開き具合が悪くなります。腱膜性眼瞼下垂の治療は、挙筋腱膜と瞼板とを再固定するために、生理的な改善が認められる画期的な治療法で信州大学病院形成外科の松尾教授が広めた治療法で松尾式とも呼ばれており、健康保険が適応になります。
この方法は多くの形成外科や美容外科で導入されているように広告などではみかけるのですが、実際に正しい術式で治療されているということが少なく、文献などを参考にして適当に治療されているケースが多いため、当院を受診される患者さんにも、治療後に多くのトラブルを抱えてこられるケースは少なくありません。正しい治療を安全に受けるには正しい情報を得ることが非常に重要なのです。

症例

  • 腱膜性眼瞼下垂

眼瞼内反(さかまつげ)

眼瞼内反とは「逆さまつげ」と呼ばれています。逆さまつげと呼ばれるものの中には、本来の睫毛列以外の部分から生えてくる睫毛が眼球に当たってしまう睫毛乱生も含まれますので、内反とは区別します。先天性と老人性に分類され、いずれもまつ毛が眼球に当たるのは、上まぶたの場合、下まぶたの場合があります。
原因としては、瞼板というまつ毛周辺にある軟骨組織の周辺の組織が厚い、皮膚の緩みやタルミによってまつ毛が押されるといったことで生じます。

先天性は生まれつきの内反症です。成長につれて改善傾向がありますが、小学校高学年になっても治らず症状が強い場合には手術を考慮します。老人性は加齢に伴うまぶたの緊張低下および、眼輪筋の収縮が原因です。まつげを抜くと一時的に症状は改善しますが、まつげが生えると再発します。

問題はまつ毛(睫毛)が内反しているのかまぶた(眼瞼)が内反しているのかということです。睫毛の内反は瞼縁の向きは正常ですが睫毛が眼球に接しており、小児・若年者に多く見られます。一方、眼瞼の内反は眼瞼そのものが内反し、瞼縁・睫毛が眼球に接しており、高齢者に多く見られます。

治療

治療は睫毛内反では瞼が腫れぼったい方に見られる瞼の皮膚が厚いことや、皮下組織の過剰によって内反を生じているので、程度によって埋没法、Hotz法、Jones変法を行います。眼瞼内反は内反具合によってJones変法、Wheeler法を用います。

症例

  • 眼瞼内反

眼瞼外反(あかんべ)

眼瞼外反,すなわち下眼瞼の外反は加齢に伴う組織の弛緩によってあかんべをしているような状態をいいます。また第7脳神経麻痺,および外傷後・手術後の眼窩の変化により起こることもあります。症状は、鼻涙管が眼球に接触しなくなり、涙の排出が不良になっての流涙がみられ、表層角膜炎を伴うドライアイの症状があります。

治療

下まぶたのまつ毛ギリギリを切開し、皮下の筋肉を外側に引き上げ、外反の程度が強い場合は、皮下組織を外側の骨膜という硬い組織に固定していきます。
外傷・手術などが原因の瘢痕拘縮(引きつれ)による外反は、皮膚の欠損が原因のこともあるので、上まぶたの皮膚の一部を採皮し、植皮を行うこともあります。

眼裂狭小

顔面先天異常

症例

  • 巨口症手術

施術メニュー詳細

耳の変形

その他先天性疾患

口唇・口蓋裂などの顔面先天異常、多指(趾)症・合指(趾)症などの手足の異常、小耳症などの耳介変形、漏斗胸、頭蓋縫合早期癒合症、顎変形症、眼瞼の異常などが形成外科領域の治療対象となります。

治療

多くは手術による治療となります。

症例

  • 多合趾手術

施術メニュー詳細

陥没乳頭(一部自費診療あり)

出ているはずの乳首が、引っ込んだ状態を陥没乳頭といいます。日本人によく見られる症状。乳頭を刺激すると出てくる場合は特に問題ありませんが、刺激や吸引をしても出てこない重度の場合、そのままにしておくと授乳の妨げになるほか、乳頭や乳腺の炎症の原因になることもあるので治療が必要になります。見た目の問題、授乳という機能の問題、衛生面の問題を解決していかねばなりません。

治療

治療は手術療法方法。程度が人によって異なるのですが基本となるのは、乳輪部分を切開し、裏から乳首を押し上げる手術で、授乳の可能性がある場合は乳管を傷つけことが重要です。美容目的のものは自費診療となります。

臍ヘルニア

生後間もなくへその緒が取れた後に、おへそがとびだしてくる状態を臍(さい)ヘルニアと呼びます。生まれて間もない時期にはまだおへその真下の筋肉が完全に閉じていないために、泣いたりいきんだりしてお腹に圧力が加わった時に、筋肉のすきまから腸が飛び出してきて、おへそのとびだし「でべそ」の状態となるわけです。触れると柔らかく、圧迫するとグジュグジュとした感触で簡単にお腹に戻りますが、あかちゃんが泣いておなかに力が加わるとすぐに元に戻ってしまいます。おなかのなかの腸が出たり入ったりする結果です。
このヘルニアは、5~10人に一人の割合でみられ、生後3ヶ月ころまで大きくなり、ひどくなる場合は直径が3cm以上にもなることがあります。しかし,ほとんどのヘルニアはおなかの筋肉が発育してくる1歳頃までに自然に治ります。
1~2歳を越えてもヘルニアが残っている場合や、ヘルニアはなおったけれども皮膚がゆるんでしまっておへそが飛び出したままになっている時には,手術が必要になります。

治療

経過観察、手術療法

その他、診察の上で病的と判断できる場合

上記記載の事以外にも、病的と判断されるものもありますので、お気にされている箇所がありましたら、まずは診察を受けてみましょう。

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